AKAI MPC60 SCSI インターフェースで ZIPドライブを使ってみる

AKAIのMPC2000XLでZIPが搭載されたせいなのか、MPCのユーザーでは、よくZIPドライブが使われているようです。

Stratos TechnologyのSCSIインターフェースカードでも、ZIPドライブを使ってみます。

01_MPC60_w_ex_ZIP

外付けZIPドライブと、MPC60です。ZIPドライブは、内蔵させて使ってみたいとも思いますが、FDDが使えなくなるので今回は外付けのままで使用してみます。

02_DISK_Mode_8_Cp_Fmt_Othr

AKAI S950同様、ZIPのメディアを挿入してからMPCの電源をいれたほうがいいようです。

DISKキーを押して、DISKモードにします。『8.Copy, Format.Other』を選択します。

03_Format_3_a_SC_Hrd_Dsk

『3.Format a SCSI hard disk』を選択して、ZIPメディアをフォーマットします。

04_uint_5_AUTO__Fmt_now

<Next page>(SOFT KEY 1)を押すと、自動的にZIPドライブを検出しました。(unit 5というのは、SCSI IDが5ということのようです。)

<Format now>(SOFT KEY1)を押して、フォーマットを開始します。05_Formatting_Hd_dsk

フォーマットしています。『This will take up to 10 minutes(10分で出来ます)』と表示されます。約8ほどでフォーマットが完了しました。

06_partitions_4_25mbytes_Do_it

フォーマットが完了すると、パーティションを切ってZIPメディアを使用可能にします。4個がいちばん大きなパーティションができるようで、25MBです。これ以上にはならないみたいです。1GBのCFカードをCF AztecMonsterで使うと、30MBが一番大きなパーティションだったのですが、同じ容量でないとパーティションができないみたいです(30MB+30MB+30MB+10MBとかにはできないみたいです)。

<Do it>(SOFT KEY 1)を押して、パーティションを作ります。

07_select_option_9_select_disk

パーティションができると、DISKモードのトップページに戻ります。

プログラムを保存してみます。『5.All programs』で、プログラムとサンプルを保存するページを選択します。

08_5_Save_All_Prg_Do_it

今回は、パーティション Dに保存します。<Select disk>(SOFT KEY4)を押して、DISKまたは、パーティションを選択します。

09_Select_it_SCSI_DISK

データノブを回して、DISKを選びます。<Select it>(SOFT KEY 1)を押して選択します。

08_5_Save_All_Prg_Do_it

<Do it>(SOFT KEY 1)で保存します。

10_Saving

保存しています。

11_exchnage_ZIP_DSK

保存ができました。

ZIPディスクメディアを交換します。

12_Fomatting_Another_DKS

新しいメディアをフォーマットしています。

13_Saving_Prg_another_DSK

保存しています。

ZIPドライブが、リムーバブルメディアで問題なく使用できることが確認できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AKAI S950 SCSIインターフェースでZIPドライブを使ってみる

オークションでZIPを入手しました。箱入り、メディア5枚付属でした。

01_ZIP_SET

「高速!」というキャッチフレーズが踊ります。

02_SCSI_Connector

ZIP DRIVEの背面は、25 pinのSCSIです。MacやAKAI Samplerなどに繋ぐときには、25 pin 全結線ケーブルを用意します。大抵、25 pinのケーブルは、RS-232Cという通信ケーブルの場合が多いので、ストレートケーブルというものを選びましょう。クロスケーブルでは、接続できません。

今回は、『Termination=ON』『SCSI ID=5』に設定します。SCSI IDは『6』でも構いません。

03_SCSI_ID_SET UP

ZIP DRIVEをS950に接続して、電源をいれて、さっそく使ってみる事にします。『DISK』キーを押して、カーソルキーを『SCSI』選択のところを 『#5』にします。これは、SCSI ID=5 の意味です。

04_HD_NOT_READY

ZIPのメディアを入れ忘れました。『Hard disk not ready』のエラーがでました。

05_DISK_MODE_ERROR

ZIPメディアを挿入して、DISKモードを再度選択すると、エラー画面がでました。S950が電源が入っているときから、メディアをいれておいたほうがいいようです。

06_FORMAT_HD

電源を入れ直して、DISKモード『09 Format hard disk』で、ZIPメディアを初期化します。以外と時間がかかります。約10分ほどで初期化が完了しました。

07_HD_Format_Complete 08_VOLUME_Slct_create

『01 VOLUME Slct,create』でVolumeをつくります。30個くらい作りました。これ以上作っても意味がなさそうなので、今回は、これ以上はつくりませんでした。

09_SAVING_SAMPLE

『07 SAVE SAMPLE』で、サンプル音を保存します。『01 VOLUME Slct,create』で、Volumeを選択していって、どこまで保存できるか試してみます。

10_Slct_V_030

Volume 29まで保存しました。Volume 30を選択して、さらに保存します。

11_sample_space_full

『OOPS! Disk sample space is full』とエラーがでました。やはりVolume 29個まで保存できるようです。

これは、64MのCF カードとほぼ同じなので、S950 SCSIは、64MBまでの容量までしかアクセスができないようです。

12_exchange_DISK

ZIPメディアを交換して、フォーマット後、Volumeを作成します。

14_SAVE_Complete

サンプル音を保存してみます。保存ができました。リムーバブルが可能のようです。

15_LOADING_SAMPLE

電源を入れ直して、サンプル音を読み込んでみます。読み込みが出来ました。

ZIPがちゃんとS950 SCSIで使えることが判りました。以外と読み書きは、高速でした。CF PowerMonster IIとも共存可能です。SCSI IDを選択すれば、問題ありません。

CF AztecMonsterのコネクター側の写真

ZIPドライブが入荷しましたので、テストしたいと思います。

その前に、『CF AztecMonsterのコネクター部分をみたい』という御要望があったので、S950と記念撮影です。

9ECW5622

こんな感じです。いかがでしょうか?