ENSONIQ EPS16+ にSCSIカードを増設する。

個人的にENSONIQのサンプラーには思い入れがあります。Mirageのイメージがあるからでしょうか。

ENSONIQ EPS16+も好きな機材のひとつです。今回は社外のSCSIカードをインストールしてみます。

00_OPTIONAL_SCSI_CARD

SCSIカードはStraylight Engineeringというメーカーのものです。

01_ME-16_OPTION_card

メモリーカードを取り外します。まず、ネジを外します。

02_pull_Option_card

外します.堅いので、思いっきりひっぱる必要があるかもしれません。

03_Option_card_holl

メモリーカードを開けます。

04_inner_Option_card

中身はこんな感じ。

05_unscrew_top_panel

EPS16+のパネルを開きます。パネルの4つのトルクスネジを外します。T10のトルクスドライバーが必要です。

06_unscew_top_panel_right

ここも外します。同じトルクスネジです。

07_OPen_chassis

パネルを開きます。

08_option_card_reinsert

メモリーカードの下側を取り付けます。フタは開いたままです。

09_insert_memery_card

メモリーカードをきちんと差し込みます。

10_spacer_modiffy

スペーサーを取り付けます。取り付け難いので、両面テープで仮止めします。

11_set_spacer

スペーサーをメモリーカードのネジに合わせて取り付けます。

12_insert_25DB_cable

25ピンのD-SUBコネクターを挿入します。

13_set_SCSI_card

SCSIカードをメモリーカードに取り付けます。ピンを合わせてずれない様に注意します。

14_built-in_SCSI_card

SCSIカードを取り付けました。26ピンコネクターを取り付けます。

15_connect_34pin_cable

34ピンコネクターを取り付けます。

16_fix_screw_25DB

25ピンD-SUBコネクターをネジで取り付けます。これで取り付けは完了です。フタは?と思うかもしれませんが、気にしてはいけません。ENSONIQ流です。

17_EPS16+_Power_ON

起動します。

18_display_SCSI_INSTALLED

SCSI INSTALLEDの表示がでれば、OKです。

 

MO用のSCSIケースを流用してSD FuzinMonsterを外付けで使ってみる

AKAI MPC2000やRoland S-760などは内蔵SCSIコネクターを持たないので、CF RaizinMonsterやSD FuzinMonsterなどをFDDと交換して内蔵して使おうとすると、かなり改造しないと難しいため、正攻法では外付けのSCSIケースを使うのが一般的と思います。

ただ、すでにSCSIケースを製造しているメーカーはほぼないため、適当はケースをさがしているユーザーさんも多いようです。弊社でもSCSIケースの製造を検討したことがあるのですが、やはりコストがかかるのもさることながら、かさばるので在庫の保管が大変なので二の足を踏んでいるところです。

海外の業者さんから中古の良さそうなケースの在庫があるとのことで、試験的に使ってみます。

00_Maxtor_SCSI_BOX

CD-ROMか5インチのMOのケースのようです。

01_BackView

うしろのコネクターはこんな感じ。SCSI IDを選択するスイッチもあります。

02_inner_cables

内部のケーブルはこんな感じ。

03_5inc_adapter_wSDFZ

5インチのドライブベイアダプターとSD FuzinMonsterです。

04_5inc_BAY_builtUp

ドライブベイを組み立てます。

05_fasten_bay_screw

ケースのシャーシにドライブベイをネジどめします。

06_cable_shortage

ここで問題発生。ケースのケーブルが短くて、SD FuzinMonsterに届きません。

07_extension_Cable

SCSIケーブルの延長ケーブルをつくりました。

08_J3_PIN_Assign

SD FuzinMonsterのSCSI IDの設定用のジャンパー J3 のピンアサインです。

09_rotary_jumper

SCSIケースのピンアサイン。

Print

SCSI ID設定用のスイッチの接続図です。

 

10_jumper_extension

延長ケーブルを作りました。

11_setup

セットアップしました。

12_working_testing_on_MacOS

Macintoshに繋げて、動作確認します。

13_Bench_Mark

SanDisk Extreme 128GB をフォーマットして、ベンチマークを取りました。SCSI IDもちゃんと4番に設定できています。

 

behringer UFO202を使ってアナログ音源をiTuneにとりこむ

 

 

 

もっと前からやればよかったのですが、ターンテーブルも放置状態でLPレコードやオープンリールのテープレコーダーなども倉庫にしまいっぱなしでなさけない限りです。

behringerはリーズナブルな価格のエフェクターなどでおなじみの音響機器メーカーです。楽器をやってる方でしたら、コンプレッサーなどでお世話になったかもしれません。

00_behringer_UFO202

UFO202です。マニュアル、保証書とあとはステッカーと乾燥剤です。

01_TRIO_Turn_Table

TRIOというオーディオ機器メーカーの古いターンテーブルです。TRIOは現在のKENWOODです。(実はKENSONICからTRIO、KENWOODに至る伝説があるのですが、話がなが〜くなるのでこのへんで)

02_Mac_Coneected

使い方は簡単。とりあえずPhonoケーブルとMacに接続します。ちなみにMC型のピックアップには対応しないので、その場合には、トランスかヘッドアンプが必要です。

03_USB_audio

ドライバーはいりません。Mac OSXの環境設定のサウンド設定でUSB Audioに切り替えます。入力レベルの調整はできないみたいです。

04_GarageBand

音のとりこみはなんでもいいのですが、とりあえずiLifeにはいっているGarageBandを使います。新規トラックを作成します。

05_real_audio

リアル音源を選択

06_monitor_setup

入力源をステレオに、モニターを入にします。

07_Recording

レコードに針を落とし、赤いアイコンをクリックして録音します。

08_output

録音が終わったら、曲を書き出します。共有メニューから「曲をディスクに書き出し」を選択します。

09_output_method

エンコードの方法を選びます。

10_output_location

書き出す場所を選びます。

11_iTune_import

iTuneで曲を読み出します。ファイルメニューから「ライブラリに追加」を選択します。曲が読み出されたら、あとはiPhoneなどに曲を転送したりして活用できます。

 

E-mu Emax II の内蔵HDDのかわりに CF AztecMonster を内蔵させる。

E-mu Emax IIにCF AztecMonsterを内蔵させます。E-mu Sampler の内蔵HDDのモーターの音に辟易しているユーザーさんも多いと思います。弊社のEmax IIもHDDがいつのまにか、えらくモーターの音が大きくなって蝉が鳴いているみたいになってしまいました。

00_EmaxII_CF_AztecMonster_prepare

Emax IIとCF AztecMonsterです。

01_CF_AztecMonster_insulation

Emax IIの内蔵HDDの取り付け金具がネジがとっても長いので、両面テープで貼付けることにしました。

12_screw_removal

ネジを外して筐体を開けます。

02_CF_AztecMonster_install_to_EmaxII

Emax IIの内蔵HDDの上にCF AztecMonsterを貼付けます。

03_connecting_SCSI_cable

SCSIケーブルと電源ケーブルを取り付けます。

04_Format_Disk

Emax IIの電源を入れます。Format Diskを選択。

05_SCSI_4_selected

SCSI ID = 4を選択します。

06_Formatting_Drive

Formatしています。

07_Verifying

Verifyしています。これが非常に時間がかかります。1時間たっても終わりません。壊れているのかと思いました。。。

10_Copy_Software

Copy SoftwareでOSをコピーしてみます。

11_Copy_SOftware_to_SCSI_4

コピーします。

08_Special_Boot_ID

Boot IDを選択します。

09_selected_SCSI_ID_4

起動DISKをSCSI ID=4に変更します。