Mac Plus アナログボードオーバーホール、内蔵SCSI増設

MacPlusは、オリジナルMac(128Kなど)の形を残した、魅力的な機体です。ただ、アナログボードが弱い、内蔵SCSIがないなど、弱点もあります。今回は、この辺をアップグレードしてみます。

まず、問題のアナログボードをオーバーホールも兼ねて、アップグレードパーツを使います。高圧部は、もちろん、5Vの電源にも容量の大きいダイオード、耐温度の高い高信頼性のコンデンサーを使います。

ヒートシンクを外して、部品を交換します。

オーバーホールが完了しました。

ついでなので、FDDの清掃とグリスアップもしておきます。

内蔵SCSIケーブルを用意します。線番号が判り易い様に、カラーのフラットケーブルを使います。信号が不要な部分は、カットしておきます。

Mac Plus のSCSIはNCRの5380というCHIPを使用しています。CHIPに直接ケーブルをハンダ付けします。

NCR 5380の仕様は、インターネットで検索してみて下さい。/RST信号(フラットケーブルの40番)は接続しません。

電源ケーブルから12V、5V電源を引き出します。

2.5インチのSCSIハードディスクを内蔵させようと思ったのですが、ことのほかモーター音が気になったので、路線を変更して、CF-SCSI変換で、無音で起動させるようにします。

フォーマットして、外付けHDDからシステムを転送します。動作確認をして、FDDキャリアに両面テープで、取り付けます。

取り付け完了。

筐体を閉じて、起動を確認します。

大改造になりましたが、内蔵HDD(CF)から起動できるのは、快適です。Mac Plusの魅力がアップしました。

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