GarageBandの音源や、ネットのフリーの音源などをMPC3000で使うには、MPC3000はAIFFや、WAVファイルを読めないので、直接アナログでサンプリングするしかないような感じですが、実は、ほとんどのサンプラーのファイルを変換する、Awave Studioというソフトがあります。→ http://www.fmjsoft.com/awframe.html
このソフトがあれば、いちいち、サンプリングの設定やS/N比の問題に頭を悩ませなくても、だいぶ作業が助かります。(ただし、価格が、US$99.00-とビミョーですが。。。)
今回は、さらに、フロッピーに収録できないような、大きな容量のフレーズサンプリングの音源をPowerMonster IIをつかって、インポートします。
PowerMonster IIをBakMonolith、CFメモリーカードを用意します。
MPC3000のDISKモードで、CFメモリーカードをフォーマットします。
実は、MPC3000でPowerMonster IIでフォーマットした、CFメモリーカードは、Macのカードリーダーで直接読めます。PowerMonster IIは、単純にCFカードをIDEとして扱っているため、DOSのファイルフォーマットのMPCシリーズのDISKが直接読めるんです。ただ、なぜか、パーティーションAの30MBしか、読めません。どうしてなのか、AKAIさんに聞いたのですが、よくわからないそうです。。。まあ、MPC3000のメモリーが32MBなので、それ以上の容量のファイルがあっても、読み出せないのですが。
まず、GarageBandで、8Barのフレーズを作ってみました。
共有から”曲をディスクに書き出し”ます。
非圧縮のAIFFファイルで保存します。
Awave Studioは、Windowsのソフトなので、USBメモリーや、ネットワークでWindowsにコピーします。
読み込んだファイルを選択して、保存をします。
ファイルの種類に、SND AKAI MPC file を選択して、保存します。
MPC3000でフォーマットした、CFカードにsndファイルをコピーします。
CFメモリーカードをセットアップして、MPC3000で読み出します。
ファイルの数が沢山あると、この方法のありがたみが、よくわかると思います。
MPC名物のDynamic Low Pass Filterで、GarageBandのシャープな音源が、野太いハウスサウンドに早変わりしました。